IE9ピン留め
ドサドサっと目の前に積み上げられた腹部エコーの本の山

 A:「はいっ コレね!」


 ドサドサっと目の前に積み上げられた腹部エコーの本の山。
 (のようにみえたが、実際は3冊だったそうです)


 A:「2週間後からデビューしてね♪」


 S:「いや、ちょっと早くないっすか?」


 S:「ガッコーでもモデル役ばかりで、ほとんどやったことないし」


 S:「音響陰影って言葉くらいは聞いたことあるけど・・」


 A:「ともかく本読んで、1週間 先輩のうしろで見学。」


 A:「その後、適当に職員で練習したら開始だからガンバッテ!」


 S: ・・・( ̄△ ̄#)



 

 そんなこんなで無理矢理エコーをやらされた私です。。


 最初の1週間は、先輩の後で見学するのですが、薄暗く
 暖かい部屋の中で、何やら訳のわからない白黒画像を
 みていると、かなりキョーレツな睡魔に襲われるだけ。


 そもそも、やったことのない身にとっては何をみている
 のかさえわかりません。


 ただ ただ 眠たいだけ。。(--;)



 そのあとの1週間は、自分の業務が終わった後に、暇そう
 な職員をみつけてきては、見よう見まねでお腹をグリグリ
 とやってみる日々。


 といっても、1日に2,3人連れてくるのがやっとです。


 そして・・・


 まあ、肝臓と胆嚢くらいは出せるようになったかな?
 という状態で、いざデビューしました。 


 最初は胆嚢を出すまでに3分、総胆管や膵臓にいたっては
 5分以上奮闘してやっと描出していました。


 それでも出せないケースは、鬱陶しそうな顔をされながら
 先輩に泣き付いて見てもらう。


 1人に30分くらいかかって何とか終わるのはいいけれど、


 ・全体をしっかり検査できたのか?

 ・見落としはなかったか?

 ・間違った判断はなかったか?


 このような不安いっぱいでエコーに携わっていました。


 数ヶ月はローテーションでエコーの担当週がくるたびに憂鬱
 な気分になっていましたが、それもある程度時間が経つにつ
 れ、少しは短い時間で検査することができるようになります。


 ただ、不安はいつまでたっても消えてはくれません。。


 ・腹痛や熱発の原因が特定できない

 ・前回は胆石と肝嚢胞を指摘されているけど、今回はみえない

 ・ポリープさん、どこいっちゃったの~!!

 ・膵臓や総胆管、左腎の描出は、いまだにスゴク時間がかかる

 ・クイノーがイマイチ(というか、かなり)不安


                  ・・・・  ○| ̄|_





 ところが、


 ある日を境にこの状況がガラっと変わったのです。


 ・ピットホールに対する不安が解消!

 ・膵臓や総胆管が1秒程度で描出できるように!

 ・クイノーも自信もってレポートに記載できる!

 ・憂鬱だったエコーが、結構スキかも?



 これ、実はただ単に「ある人から教わった」だけなんです。


 ちょっと教わっただけで、今まで苦労していたものが解消
 できるなんて思いもよらなかったのですが、意外に簡単な
 ものだったりすることもあるんです。


 もう、「今までの日々は何だったんだろう?」「何でもっと
 早く教えてくれなかったの??」ですよね。


 恐るべし! 先人の知恵!!
# by US-ISM | 2011-12-02 23:04 | 日記
簡単な基礎のお話
 先日、ちょっとだけ暇な時間があったんですね。


 その時にエコーの「エの字」も知らないK子さんが、
 「ちょっと私にもやらせてっ!!」


 という顔をしていた(少なくとも、私にはそう訴えて
 いるように見えた)ので、
 

 しかたなく 「落すと高いから気をつけてね」 と、
 恐る恐るプローブを手渡しました。


 S:「ここらへんに水風船みたいなのが見えると思うよ」


 胆嚢あたりを指さしてみると・・・、


 K:「こんな感じですか?」


 意外にも上手に胆嚢が画面に出ています。
 

 S:「スゴイね!!」


 あまりにも簡単にできてしまったので、ちょっとだけ
 イジワルして、全然違うところからのアプローチを
 試してもらいました。


 S:「今のヤツ、ここから出してみて」


 すると、今度も予想に反して簡単に画像を出します。


 S:「も、もしかして・・・ やったことないよね?」


 K:「はじめてですけど。 何で??」


 S:「・・・ イヤ、別に。。」


 S:「じゃあ、ここからは?」


 K:「こんな感じかな♪」 


 K:「これって、懐中電灯で照らしてるみたいで楽し~ですね!」




               ・・・・  ○| ̄|_






 ▽簡単な基礎のお話。。


 皆さんが日頃手にしているプローブの先端にはゴムみたいな
 ものがついています。


 これ、音響レンズなんて言われます。
 

 そのゴムの中には超音波を出したり、受け取ったりしている
 素子と呼ばれるものが、短冊状だったり、碁盤の目状にズラ
 ッとたくさん並んでいるそうです。


 そして、その素子からは、目には見えない超音波を短時間に
 何回も出し入れしていて、その情報を元に断層画像をディス
 プレイに表示している。。


 超音波は、小さい1つの素子から細い1本線で出そうとして
 も、四方八方あっちこっちに散らばってしまい、ぜ~んぜん
 検査に使えないらしいので、ある程度の太さを持つビーム状
 として出しているそうです。


 超音波は幅のあるビーム状にしてあげることで、目当ての方
 向へ真っ直ぐに進んでくれるようになり、これで、めでたく
 診断に使える画像が得られるようになりました。


 ただ、少し困ったのは、そのままだとボヤケた画像になって
 しまい、あまり細かいところまで観察することができません。


 そこで、使う超音波パルス信号の長さを短くしてみたり、超
 音波ビームを細工して細く絞ってみると、画像がクッキリと
 キレイな画像になってきました。。。


 

 ▽どう照らす?

 
 さて、この目に見えない超音波ビーム。


 1秒間に何回も出し入れしながら、プローブの種類に応じて、
 薄い断面状からの反射信号を収集します。


 画面に表示されるのは断層画像なので、懐中電灯のように丸く
 広い範囲を一度に照らし出すことはできません。


 でも、超音波を目当ての場所へ向けることくらいならば、初め
 て触った方であっても さほど難しいことではないと思います。


 画面を食い入るように見つめるよりも、対象物の位置や角度を
 イメージして懐中電灯感覚で照らしてみることで、案外簡単に
 画像が映し出されてくれるかもしれませんね。


 もし、みえない時は、全然違うところを照らしてしまっている
 可能性があります。または邪魔者に遮られていることも考えら
 れます。


 時に自分の手を見て、目的部位を上手く照らせているか?
 邪魔者が存在するならば、それは何か?

 
 そんなことを確認し、そして、超音波画像のでき方と前々回の
 「Image」・「Creativity」を駆使してみる。


 すると、何かしら解決の糸口が見えてくるのではないでしょうか?



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 やさしく理解!「超音波の基礎」

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# by US-ISM | 2011-11-20 23:47 | エコーセミナー
最近特に多いのは「頸動脈エコー」への質問

 ○ キレイな画像が出せない

 ○ IMTの計測の悩み

 ○ ドプラが上手にできない

 ○ ICAの出し方 教えて!

 ○ アーチファクト? それとも プラーク?

 ○ VAってふつうみるものなの?

 ○ 甲状腺 どうしてます?

 ○ ・・・


 あ、私だ!! (と思った方が数十名いるはず ^^)



 頸動脈の検査に質問が多いのは、今までは実施していなかった
 けど、人間ドック等の健診や慢性疾患の患者さんに対して今春
 から新たに開始する施設が多いからなのかな?


 なんて思いますが・・・、


 それはさておき、頸動脈の検査はプローブを首にあてただけで
 簡単に画像が出てきますので「チョロイ」と考えがちですが、
 いざやってみると、これが意外に手強い。。


 皆さんが困るのも頷けます。



 ということで、今回はちょっとだけ真面目にいきます ^^


 
 ▽ 頸動脈エコーのコツ



 実は頸動脈エコーの「コツ」っていっても同じ超音波検査です
 から、あんまり「コレッ!」といったものはなく、他の領域と
 なんら変わりありません。


 しいていうなら、複雑な構造をしている浅い領域の検査という
 こと、そして、超音波ビームに対して直交方向に走行している
 血管にドプラを使わなければならないということでしょうか。。



 頸部血管はプローブに近い部分の検査になりますから、高周波
 のリニアプローブを使用するのはいいと思います。最近は周波
 数を切り替えられる機種がほとんどですから、首の太い方や、
 ちょっと深い血管を検査する場合には適宜調節が必要ですね。


 その他にも最低限GAINやSTC、FOCUSくらいは調節
 しながらやらないと良い画像は得られません。


 ということで、装置の設定や調節はすごく大事です。



 次に、頸部は意外に複雑な構造をしていますから、プローブと
 血管の間には反射の強い構造がたくさんみられます。


 これが超音波を減衰したり、アーチファクトの発生源になってい
 たりしますので、超音波の入射位置と角度、距離なんかもすごく
 重要ですね。




 そんなこんなで、「頸動脈エコーのコツ」を一言でいうならば、
 





 「力を抜く」 ^^  (んなアホな!)






 でもね、よく「プローブの振り方や押し加減は?」と聞かれたり
 するのですが、計測をするにしてもドプラを使うにしても、まず
 Bモード画像がキレイに出せなければ装置の調節や使い方、技術
 云々以前の問題です。


 何でBモードが大切なのかというと、計測するにしてもドプラを
 使うにしても、もともとは同じような原理を使っていますから、
「きれいなBモード = 正確な計測ができるかも」という理屈です。
 

 そして、きれいなBモードを出すには、まず「力を抜く」ことが
 第一歩になるんじゃないかと。。



 これができれば、あとはアーチファクトの少ない画像を得るには
 どうすればよいか?分解能の高い画像はどうすれば出せるのか?


 超音波の基礎や原理の知識があれば簡単に考えつくことです。



 つまり、「プローブの振り方や押し加減は?」が入口ではなく、
 何をしたいのか?( = こうしたい!という目的)に対して
「プローブの走査や押し加減」が決まってくる。


 プローブの使い方は出口です。


 ここを間違えて「頸動脈の押し加減はこう!」「スキャンはこれ
 を使いましょう」と逆から考えても、教えられても次につながり
 ません。違う患者さんを検査すると、すぐに「お手上げ」状態に
 なってしまうんじゃないかな~と思います。



 ということで、頸動脈エコーが上手くできないって方は、画面に
 夢中にならず、そして指が白くなるほどギュっと握らず、まずは
 力を抜いてみましょう。


 その上で良い画像が得られない場合は、それがアーチファクトに
 よるものなのか? それとも装置の設定がいけないのか? また
 は、単に遠いだけなのか?



 原因に対処しましょう。 


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# by US-ISM | 2011-11-09 23:10 | エコーセミナー
エコーどう動く? その1


 皆さん知っての通り、超音波検査は自分で好きなように
 動き回ることができちゃったりします。


 自分が動く(=プローブを動かす)ことによって
 Real time かつ、自在に必要な断層面を描出できる。


 これが他の画像診断と異なる大きな特徴の一つですよね。


 で、せっかく自由自在に動き回れるのならばね、これを
 目一杯 活かさなきゃソン!


 そう思っているのは私だけでしょうか・・?





 ってことで、今回は「動き方」について考えてみたいと思います。



 ▽ どう動く? その1


  
 まず最初に「探し物」をしている時の動きについて。。


 つまり、対象物がみつからないというケースです ^^




 このあたりにあるはず・・・

    ↓

 でも、なかなかみえてこない。。

    ↓

 イライラする チカラも入ってくる

    ↓

 どんどん悪循環に陥る

    ↓

 結果、時間がかかって怒られる ^^;




 最初のうちは、検査したい部分が画面に出てきてくれるまで
 時間がかかってしまいがちですよね。


 こんな時、出てこないのは単に超音波が違う部位めがけて
 向いてしまっているだけ。。


 画面をジッと睨みつけていても出てきてはくれませんし、
 ましてや、渾身の力を込めてプローブを握ってみたところで
 翌日の筋肉痛が待っているだけで何もいいことはありません。


 動かし方がよくないことだけが原因の場合も多いようですから、
 ともかく「大きく」動かしてみることをオススメします。


 え、ちゃんと「大きく動かしてる 」って? 


 では、プローブを持つ手の力を抜いて、扇状走査ではなく
 スライドで「ゆっくり」「大きく」動いてみて下さい。


 探し物に時間がかかってしまうケースでは、これだけで
 見つけるまでの時間を大きく短縮できるかもしれませんyo。


 

 次に、探し物を見つけたら・・・


 今度はあまり動き回らずに、ほんの少しだけでも「じっと観察」
 してみるのもいいと思います。(特に動いているモノは。。)


 じっと、動く方向や範囲、速度なんかを止まって確認してみる。


 対象とするモノが動いている場合は、自分がメチャクチャに動き
 回ってしまうと、ここで訳がわからなくなってしまいますから、
 このちょっとだけ止まって観察するってことも、意外に大切な
 ポイントかもしれません。




 素早く見つけた。 そして、ちょっと様子をみた。



 そうしたならば、ここからが本番です!
 この先 大切なのは、「Image」と「Creativity」。



 はいっ・・??



 先ほど、「動いているものは止まってみる」と言いましたが、
 今度は自分が動きますから、(可能ならば)相手には止まって
 もらうといいですね。


 その上で、対象物の位置や角度をイメージし、プローブの先から
 出ている超音波ビーム(断層面)をどこからどのように向け、
 さらに、どれくらいのスピードで観察するのか?


 ぜひ創造性を働かせて動かしてみて下さいね ^^



 エコーは、自由自在に動けるのはいいことなのですが、意味もなく
 むやみやたらに動き回ってしまうと、逆にわけがわからなくなっ
 てしまいますよね。


 ・見つけるまでに時間がかかってしまう
 ・見つけた後に、すぐいなくなってしまう
 ・何を、どのように検査しているのかイメージできない


 と困っている初心者のみなさん、


 まあ参考にしてみて下さい。


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 やっぱり、基礎の基礎 ← 大切です!

 でも、難しい公式はイヤ! という人 

 ⇒ 超音波の基礎は意外に簡単?   

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# by US-ISM | 2011-11-04 23:49 | エコーセミナー
エコーの悩み


 エコーをやっていると、悩みが尽きないというか、皆さん本当に
 困ることがたくさんあるんじゃないかと思います。


 単に「うまくできない」とか、「きれいな画像がでない」という
 ようなことからはじまって、そもそも「何から取り組んでいいか
 わからない」、「解剖と画像がイメージできない・一致しない」、
 「装置の設定や調節はどうやるの?」、「レポートの書き方は?」
 見た感じ「正常じゃないのはわかるけど、一体なんだろう?」

 ・・・。
 

 もう、悩みや疑問が次から次へと出てきます。


 本を見たり読んだりして簡単に解決できることはいいのですが、
 本にも載っていないこととなると、もう誰かに頼らざるを得ない
 わけです。


 近くの先輩やエコーに詳しい方から「なるほど!」という解答が
 得られれば先に進むこともできますが、なかなか理解に苦しむケ
 ースや、そもそも教えてもらえる先輩がいない場合には、悩みや
 疑問は、ずーっと「うやむや」なままになってしまいがちかもし
 れません。


 そうなるとちょっとやっかいで「不安を抱えたまま検査に臨む」
 という日々が続いてしまいます。


 不安を抱えたまま検査に臨むってことは、やっぱり質の高い検査が
 提供できていないということにもなりますから、やっている方とし
 てもストレスが溜まりますし、もちろん患者さんにとっても決して
 良いことではありませんよね。

 

 ▽ ショートカットのススメ


 オリンピックの選手じゃないですが、超音波検査も早く上達する
 ためには、やっぱり良い指導者なりコーチは必要だと思います。


 近くに指導者やコーチがいなければ、自分から外に出ていく他
 ないですが。。


 学会や勉強会、講習会等が今はたくさん開催されていますので、
 できるだけ色々な方の話を聞くといいですね。


 身近に良い指導者やコーチがいたとしても、多くの方の話を聞い
 たり、指導を受けることは、本当にすごく為になります。


 例え同じことであっても、人それぞれにエコーに対する「考え方
 や感じ方、話し方」、そして「身につけてきたテクニック」等が
 違っていたりしますから、話や解説、指導する切り口も大きく違
 ってきたりします。


 今まで本を読んだり、先輩に教わってみたものの、どうもうまく
 理解できなかったことが、ある日講習会に行ったことで「あっけ
 なく解決した」ということもよくあることです。


 私自身、学会や講習会でのたった一言で「あっ、そういうこと!」
 今までの悩みは何だったんだろうと思うほど、目の前の霧が一瞬で
 晴れたりする経験(「目から鱗が落ちる」ともいいます^^)を
 何度も味わってきました。


 ここに来てなかったら「ずっとあのままだよな~」 ですね ^^;


 まあ、できれば、くだらない遠回りはしたくないし、無駄に悩み
 続けることも避けたいものです。


 「急がば回れ」という言葉がありますが、必要のない回り道を好ん
 で進むこともないですよね。


 ということで、エコーで悩みや困っていることがある方は、近道を
 ぜひ見つけてみてください。

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 毎日検査をしているにもかかわらず、エコーがなかなか上達し
 ないと感じてはいませんか?

 エコーの勉強はしているし、知識も頭に入っているけど、自信
 が持てない。。

 そして、これからエコーを始める方にも!

 東京で開催してます ⇒ http://us-ism.net/ 

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# by us-ism | 2011-10-07 21:37 | エコーセミナー
エコー よくある?


 ▽よくある光景


 B:「はい 検査終わりです お疲れ様でした」

 B:「(おしぼりを手渡しながら) ゼリーよく拭いてね♪」

 患:「あの~・・・」

 B:「はい? 何か?」

 患:「私、何か悪いものでもありました?」

 B:「な、何でですか?(汗;)」

 患:「いや、やたらと時間がかかってたし、同じところばかりを
    何回もずっと見てたようなので・・・」

 患:「写真もたくさん撮ってましたよね?」

 B:「い、いえ 別に・・・ (・_・;)」




 ▽よくある状況


 患:「あなた最近入ったの?」

 K:「あ、はいそうです」

 患:「私、もうかれこれ ここに12年くらいお世話になってるのよ♪」

 K:「そうなんですかぁ。。 早く良くなるといいですね」

 患:「でも、もう歳だからねぇ」

 患:「ところで、あんたいくつ?」

 K:「えっ?」 「いま・・・28ですけど (-”-;)」

 K:「ちょっとスミマセン、いま計測しますので・・」

 患:「あっそうなの ゴメンね」 

 患:「ところで、それって、今何がうつってるのかしら?」

 K:「あ~、これ? 心臓ですよ♪」「動いてるでしょ^^」

 患:「ホントだぁ~ でもちょっと気持ち悪いわね」

 患:「あっ! 今のっ! そ、それは、何??」

 K:「これはカラードプラっていうんです」

 K:「で、これは心臓の中を流れている血液のスピードを・・・」

 K:「すみません、ちょっと測りますからダマっててもらえますか」

 患:「あっ、ゴメン ゴメン ^^;」 

 患:「でも、そ~いや、この検査、この間もやったかしら・・」

 患:「この間は、あんたじゃなくて、違う人だったよね?」

 K:「いや、あの、だから・・・」

 K:「おねがいだから、少しだまってて。。 ○| ̄|_ 」



 ▽よくあるかも・・


 N:「それでは 今日は、お腹のエコー検査ですね」

 N:「こちらのベッドにお腹を出して寝てもらえますか?」

 患:「・・・」 

 N:「準備できましたぁ?」

 患:「はい!」 

 N:「・・・(°口°;)!! 」

 N:「いや、そこまで出さなくてもいいんです・・」

# by us-ism | 2011-10-07 21:34 | 日記
エコー画像 見方のヒント


 あったり前ですが、エコーってドコからでも、ど~んな角度でも
 ビームを入射できちゃうんですよね。。


 ってことは、無限の断層面を画像として映し出す事ができます。


 あ、もちろん骨や気体があったりすると表示できる断面が制限
 されてしまう事も多々ありますが、基本的にどんな角度の断層
 面でも描出できる・・・


 で、ここもエコーの難しい部分の一つで、上達の妨げになって
 いるところかな? なんて思ったりします。



 特に、「いま何を見ているのかはわかるんだけど、どこを見て
 いるのかが イマイチよくわからない」という状態だと、ちょっと
 困っちゃいますよね。
 

 (えっ 何言ってんだかわかんない? ^^)



 例えば、肝臓をみているのは わかっちゃいるけど、肝臓のどこ
 いら辺をみているのか よくわからないってことです。


 上なの? 下なの? 右? 左? 前? 後ろ? 外側? 内側??


 どうです? 思い当たりません? ^^



 今回は、そんな時のちょっとしたヒントです。


 まあ、エコーをやっている方にとっては「んなこたあ もうわかって
 るよ」という画像の見かたについてなので、「ばかばかしくて読ん
 でられません!」という人は、ここでサヨナラしちゃって下さい ^^
 

 もし、「あらためてもう一度確認の意味で聞いてみたい」とか、
 「困ってるから ぜひ知りたい」って方は、この先へどーぞ。。。




 ▽ いま どこみてんの?


 本には「縦断画像」とか「横断像」または「前額面走査」・・・ 


 さらに「横断画像では尾側から頭側を見上げた画像を描出します」
 なんて難しいことが書いてあったりします。
 

 真面目な方では粘土やモールを使って模型を作り、「あっちこっち」
 から眺め回したり、実際に粘土細工を切ってみて「あ、こう見える
 のか!」なんてことをやってたりしますよね。


 私は根がかなり不真面目なので、何とか簡単に理解できないかと
 思うワケなんですが、これがなかなか難しい。


 いちおう、「ココに、こんな角度でビームを向けているから、コッチ
 からこう覗きこんでいるワケね」


 なんてことをいろいろと考えてみたりします。


 でも、その場はなんとか理解できるものの、実際の検査中では
 「ここをこう見てる」なんて、なかなかすぐには、パッと頭の中で
 思い描けません。


 もし私と同じように「どこみているのかわからくて困っている」って
 いう方は、もう一度基本に戻って単純に考えてみると、「意外とたい
 したことなかった」となるかもしれませんので、まあ、参考にして
 みてください。



 ▽ 画像の見方のヒント

 
 まず、プローブを身体に対して真横にあててみましょう。


 横断走査ってやつです。


 単純に考えて、今 画像の左右方向には、患者さんの身体の左右が
 映っています。


 画面の上下関係にはプローブに近い方が画面の上に表示されます
 ので、前からアプローチしていれば上が前・下側には後ろが表示
 されているはずです。


 このとき、間違っても「下から覗き上げた画像だから・・」なんて
 考えちゃうとややこしくなりますので、単純に画面には前後・左右
 が表示されているって考えるといいですね。



 ここで対象組織の上の方が見たければ、プローブを頭側へスライド
 させるか、もしくはプローブの先端を固定したままビームを上へ傾
 ければいい。


 頭側へスライドしたときには、画面に映っている前後左右関係はそ
 のままで、見たかった上側が画像の中に見えてきます。
 


 「今、上見てま~す」って感じで。。



 プローブの先端を固定したままビームを上へ向けた場合には、ちょ
 っとばかしやっかいになってきますが、左右の関係は変わりません。
 

 逆に下が見たければ下へスライド、もしくは下へ向かってビームを
 傾ければ 下側が見えてきます。



 「今、下見てま~す」ですね。




 今度はプローブを身体に対して縦にあててみましょう。すると今度
 は画像の左右方向には、身体の上下関係が表示されます。


 右側が見たければ右へ移動。左が見たければ左へ移動です。


 それぞれ、右側が見えてたり、左が見えてきます。
 ここで画面上の左右方向に臓器の上下関係が見えているのは変わり
 ません。




 まとめると、横走査のときには「前後左右」が表示されていますから、
 上下をみるときには自分でビームを向けてあげる。


 縦に使っているときには「前後上下」が見えていますから、左や右側
 が見たければ左右へ移動、またはビームを傾ける。



 と、ここまでは「いわれてみりゃあ・・・」っていうくらいに簡単な
 ことですが、自分が縦走査しているのか、それとも横走査しているの
 かを意識していないと、エコーはどこを見ているのかさえわからなく
 なってしまいますよね。



 で、もっと難しいのが、回転走査を加えて プローブが身体に対して
 「斜め」になっているときです。


  
 ややこしいです。。。



 なので、単純に考えてみます。


 「斜めだけど自分では横走査してるっ!」または、「斜めだけど縦
 にあててる」って意識するんです。


 すると、画面に映し出されている横方向には、横走査なら「左右」、
 縦走査なら「上下」っていうのは、多少斜めであっても、さっきと
 一緒なんですね。 

 
 いま、どこをみているのかよくわからないって感じる方は、一度だけ
 こんなことを真剣に意識してみるといいかもです。


 すると、「あ、まだ右の上側をみてないぞ」って感じに、まだ検査
 していない部分もみえてきたりしますし、応用も効くようになる



 ・・・かもしれません
 

 超音波セミナー 仙台
# by US-ISM | 2010-08-08 21:10 | エコーセミナー
どこが違うんだろう (‐”‐;)

 エコーの上手な方がちょこっとプローブを当てただけで、ホント
 簡単にキレイな画像が出てくるのに、同じように自分がやって
 みても、全然キレイな画像が出ない。。



 プローブをグリグリ動かしてみたり、ちょっと押してみたり、まあ
 いろいろとやってはみるものの、先輩が出すようにキレイな画像
 は、さっぱり出てこない。。



 う~ん、どこが違うんだろう (‐”‐;) ? ? ?



 超音波検査を始めた頃って、こんな感じですよね ^^ 



 なので、今回のテーマは「キレイな画像 出て来いっ!!」 です。




 ▼ 「キレイな画像よ 出て来てっ!!」




 もちろん、「お願いだからキレイな画像になって!」なんて、
 いくらお祈りしてみても、プローブを握る手に「ギュ~ッ」と
 力を込めてみても、


 ましてや「イライラ」してみたところで、キレイな画像は出てき
 てはくれません 


  ┐( ̄ヘ ̄)┌



 でも、やる人がやれば、キレイな画像が出せるってことは、何か
 しら大きな違いがあるはずですよね。


 で、その違いさえわかってしまえば、初心者でもキレイな画像が
 簡単に出せるようになるはずです!(理屈では。。)



 キレイな画像が出てこない理由は色々あるとは思いますが、まず
 大切なのは「超音波の特性を考えること」と「装置の設定や調節
 を適切にできること」ではないでしょうか。



 わけのわからないまま、プローブを握ってグリグリとやっている
 よりは、こんなものを踏まえた上でやってみることで、何か希望
 が見えてくるかもしれません。



 ってことで、まず、超音波の特性を考えてみましょう!!



 といっても、たいしたことではありません ^^
 たった2点だけ。


 ●エコーは反射信号を利用して画像をつくっています。

 ●超音波は生体内を進むうちに減衰していきます。



 これをちょっと真剣に考えてみただけでも、「ちゃんと反射波が
 プローブに返ってこれるようにするにはどうしたらいいんだろう?」

 とか、

「プローブからの距離が長くなればなるほど減衰しやすくなる
 から、少し距離を縮めてみよう」なんてことを思い浮かべる事
 ができるわけです。



 また、装置の調節もキレイな画像を描出する上で非常に大切な
 要素だと思います。



 初期設定のまま使っていては、いつまでたってもキレイな画像
 が出てくるはずもありません。 被検者(患者さん)毎に調節
 をしてあげる必要があります。



 また、目の前に映し出されている1画面の中でも、対象とする
 部位(例えば実質臓器をみるのか、それとも血管をみたいのか)
 によって装置の調節が異なりますし、調節で画像のキレイ度は
 大きく変わります。



 なので、エコーの上手な皆さんは、簡単にやっているように見え
 ますが、実は「素早く・的確に」装置の調節も行ってたりします。



 GAINだけでなく、STC(TGC)やDR、FOCUS、
 FREQUENCY・・・



 その他にもいろいろな調節機能が備わっていますので、その機能
 の役割と原理を理解して、常に最適な画像条件になるよう、まめ
 に設定してみましょう。



 超音波の特性を考えた走査と、装置の調節をうまく組み合わせる
 ことができれば・・・



 と、こんなことを考えながらエコーに向き合うことだけでもキレ
 イな画像を出すためのヒントがきっと見えてくると思います。
 



 何か知らないけど、キレイな画像になっちゃった!( ̄ー+ ̄)


 なんてものでは、次に繋げることもできなければ、応用も当然
 できませんよね。


PR  九州 超音波講習会
# by US-ISM | 2010-03-05 22:46 | 日記
キレイな超音波画像でみるために

 う~ん、何が違うんだろう (‐”‐;) ? ? ?



 上手な方がちょこっとプローブを当てただけで、簡単に鮮明な
 画像が出てくるのに、自分がやってみると、なかなかキレイな
 画像が出ない。。



 プローブをグリグリ動かしてみたり、ちょっと力を加えてみたり、
 まあ、いろいろやってはみるものの、先輩が出すようなキレイな
 画像はやっぱり出てこない。。



 う~ん、どこが違うんだろう (‐”‐;) ? ? ?



 エコー始めた頃って、こんな感じですよね ^^ 



 なので、今回のテーマは「キレイな画像 出て来てっ!!」
 です。




 ▼ 「キレイな画像よ 出て来いっ!!」 その1




 もちろん、「お願いだからキレイな画像になって!」と、いくら
 祈ってみても、プローブを握る手に「ギュ~ッ」と力を入れても、
 ましてや「イライラ」してみたところで、キレイな画像は出てき
 てはくれません ┐( ̄ヘ ̄)┌



 でも、やる人がやれば、キレイな画像が出せるってことは、何か
 しら違いがあるはずです。そして、その理由さえわかってしまえ
 ば、初心者でもキレイな画像が簡単に出せるようになるはずです
 よね!



 キレイな画像が出てこない理由は色々あるとは思いますが、まず
 大切なのは「超音波の特性を考えること」と「装置の設定や調節
 を適切にできること」ではないでしょうか。



 わけのわからないまま、プローブを握ってグリグリとやっている
 よりは、こんなものを踏まえた上でやってみることで、何か希望
 が見えてくるかもしれません。



 ってことで、まず、超音波の特性を考えてみましょう!!



 といっても、たいしたことではありません ^^
 たった2点だけ。


 ●エコーは反射信号を利用して画像をつくっています。
 ●超音波は生体内を進むうちに減衰していきます。



 こんなことを考えるだけでも、「ちゃんと反射波がプローブに
 返ってこれるようにするにはどうしたらいいんだろう?」とか、
「プローブからの距離が長くなればなるほど減衰しやすくなる
 から、少し距離を縮めてみよう」なんてことを思い浮かべる事
 ができるわけです。



 また、装置の調節もキレイな画像を描出する上で非常に大切な
 要素だと思います。



 初期設定のまま使っていては、いつまでたってもキレイな画像
 が出てくるはずもありません。 被検者(患者さん)毎に調節
 をしてあげる必要があります。



 また、目の前に映し出されている1画面の中でも、対象とする
 部位(例えば実質臓器をみるのか、それとも血管をみたいのか)
 によって装置の調節が異なりますし、調節で画像のキレイ度は
 大きく変わります。



 なので、エコーの上手な皆さんは、簡単にやっているように見え
 ますが、実は「素早く・的確に」装置の調節も行ってたりします。



 GAINだけでなく、STC(TGC)やDR、FOCUS、
 FREQUENCY・・・



 その他にもいろいろな調節機能が備わっていますので、その機能
 の役割と原理を理解して、常に最適な画像条件になるよう、まめ
 に設定してみましょう。



 超音波の特性を考えた走査と、装置の調節をうまく組み合わせる
 ことができれば・・・



 と、こんなことを考えながらエコーに向き合うことだけでもキレ
 イな画像を出すためのヒントがきっと見えてくると思います。
 



 何か知らないけど、キレイな画像になっちゃった!( ̄ー+ ̄)
 なんてものでは、次に繋げることもできなければ、応用も当然
 できませんよね。





                    つづく(予定。。)


PR 心臓超音波検査 講習会
# by US-ISM | 2010-02-03 17:09 | エコーセミナー
方向音痴

 エコーをはじめたばかりの時って、よく迷子になってしまいませんか?


 検査したいのに、なかなか目的の部位が出てきてくれない。。。
 迷子のように「あっちへ行ったり、こっちへ来たり」。


 目的地へたどり着くどころか、まったく逆方向へいってしまう。


 これを真ん中に持ってきたいのに、「そっちじゃない!!」


 ・・・みたいな ^^


 こういうのは、とってもイライラしますし、「焦り」からくる
 見逃しや誤診のもとにもなってしまいます。


 当然、検査にすご~く時間もかかる。


 でも、みなさんご安心ください。私の方向音痴と違って、エコー
 の方向音痴は簡単に治りますから ^^


 ってことで、


 ▽方向音痴を治しましょう!

 
 エコーで迷子にならずに簡単に目的部位を描出する方法ですが、
 これは簡単ですね。


 数やりゃあ、いつかは誰でも方向音痴が治ります!


 体で憶えろ! ってやつです。


 でも、それではこのメルマガの意味がありませんので、ちょっと
 だけ考えてみましょうか。


 まず、プローブの動かし方っていうのは、基本的に2方向しか
 ないって考えるといいですね。


 超音波ビームはプローブから薄い面状に出ているので、その面に
 沿って平行な方向に移動すれば、画面の中央に目的の部分をもっ
 てこれます。


 そして、検査自体はビーム面に対して直交する方向に動かす。


 最初から回転動作や扇状走査、振り子走査などを一緒に加えると
 わけがわからなくなってしまいますので、まずはこの2方向だけ
 の動きを理解してみるといいかもです。 


 すると、どんな角度でプローブを当てていたとしても、画面の
 真ん中にもってくるには、どっちへ動かせばいいのか?


 そして、検査はどっちへ動かすのか?ということが見えてくると
 思います。


 これが理解できてから、回転動作や扇状走査、振り子走査などを
 少しづつ加えていくといいと思います。 最初から色んな動作を
 一緒にやろうとするから難しいんですね。


 次に、プローブを中心に考えないこと。


 えっ、何のこと?? って思うかもしれませんが、画像をつくっ
 ているのは超音波ビーム(の反射波)ですから、プローブそのも
 のではありません。


 プローブを意識するのではなく、超音波ビームの先がどこに向か
 っているのか? ということを意識すると、目の前にある景色も
 大きく変わってくると思います。


 もちろん、プローブの動かし方も「超音波ビームを向けたい方向」
 から逆算して動かすようになります。


 さらにもう一つ。


 装置に表示されている画面から合わせに行かない方がいいと思い
 ます。


 たとえば、画面の右下に表示されている部分をもっと真ん中にも
 ってきたいと思ったら、プローブを時計方向に回転したくなりま
 すよね。


 でも、画面から合わせにいこうとすると、たいがい迷子になって
 しまいます。グリグリといくら捻っても思うようになりません。


 超音波ビームの作っている面を考えて、その面に沿って平行に
 移動すれば、真ん中にきます。 さらにそこで押してみれば、
 もっと中央にもってこれるはずです。


 骨などがあって、平行に移動できない場合は「振り子走査」って
 感じでしょうか。。
 


 単純に超音波画像っていうのは、目的のものにビームを向けて
 あげれば画像が表示できるわけです。 上手く出せないのは、
 超音波ビームが目的の場所とは違うところに向いてしまっている
 だけなのです。


 そんなの 「あったりまえだろー!」 と思うかもしれませんが、
 全然違う方向に向いているから、思ったように出せないだけなん
 ですね。


 まあ、体で憶えるよりは、最初にこんなことを一度考えてみると
 意外に早く方向音痴から脱却できるかもしれませんね!


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# by US-ISM | 2009-05-09 13:18 | エコーセミナー


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